物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

自動走行/公道実証実験、夏ごろWG立ち上げ 車両要件を議論

行政

2016/07/04 0:00

 国土交通省は、自動走行の公道での実証実験について、夏ごろをメドに車両側の要件などを議論するワーキンググループ(WG)を立ち上げる。提案された計画について検討し、順次実証実験につなげる。車種の制限は設けていないため、提案内容によってはトラックについて話し合われる可能性がある。  6月27日、車両安全対策検討会(鎌田実座長、東京大学大学院教授)で、打ち出された。  政府は2020年の東京五輪を見据え、17年をメドに公道で実証事業を行う方針を示している。これを踏まえ、有識者や自動車ユーザー、メーカーなどで構成する「自動走行車公道実証WG」の設置を決めた。  ドライバーによる操作を必要としないシステムに関しては、提案者の計画を車両の安全面から検討。実証実験の一般的なルールなどは対象にならない。(土屋太朗) 【写真=車両安全対策検討会で、WGの立ち上げを打ち出す】





本紙ピックアップ

日本トレクス、W連結トラ運転者育成へ

 日本トレクス(高崎文弘社長、愛知県豊川市)は1日、ダブル連結トラックのドライバー育成を目的とした「トレクスドライビングスクール」を開校した。ダブル連結トラックはスクール側が用意するため、事業者の持ち込みは不要。豊橋市の…

日貨協連/KIT運賃指数8月、過去最高「140」記録

 日本貨物運送協同組合連合会(御手洗安会長)が運営する求荷求車システム「WebKIT2」で、車両やドライバー不足によるスポット運賃の高騰が鮮明になっている。例年閑散期とされる8月だが、荷物情報(求車)登録件数が大幅に増加…

陸災防/全国リフト大会、一般の部で初の女性V

 陸上貨物運送事業労働災害防止協会(齋藤充会長)は9月28、29の両日、中部トラック総合研修センター(愛知県みよし市)で全国フォークリフト運転競技大会を開催した。前回大会の女性の部で優勝した佐藤修子選手(日本通運岡山支店…

タイミー/24年問題実態調査、対応メド立たず4割

 スキマバイトサービスを提供するタイミーは9月26日、物流の「2024年問題」への対応実態について、同社サービスに登録している442事業者に行ったアンケート結果を公表した。24年度に入って半年が経過するタイミングで調査を…

オススメ記事

日本トレクス、W連結トラ運転者育成へ

 日本トレクス(高崎文弘社長、愛知県豊川市)は1日、ダブル連結トラックのドライバー育成を目的とした「トレクスドライビングスクール」を開校した。ダブル連結トラックはスクール側が用意するため、事業者の持ち込みは不要。豊橋市の…

日貨協連/KIT運賃指数8月、過去最高「140」記録

 日本貨物運送協同組合連合会(御手洗安会長)が運営する求荷求車システム「WebKIT2」で、車両やドライバー不足によるスポット運賃の高騰が鮮明になっている。例年閑散期とされる8月だが、荷物情報(求車)登録件数が大幅に増加…

陸災防/全国リフト大会、一般の部で初の女性V

 陸上貨物運送事業労働災害防止協会(齋藤充会長)は9月28、29の両日、中部トラック総合研修センター(愛知県みよし市)で全国フォークリフト運転競技大会を開催した。前回大会の女性の部で優勝した佐藤修子選手(日本通運岡山支店…

タイミー/24年問題実態調査、対応メド立たず4割

 スキマバイトサービスを提供するタイミーは9月26日、物流の「2024年問題」への対応実態について、同社サービスに登録している442事業者に行ったアンケート結果を公表した。24年度に入って半年が経過するタイミングで調査を…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap