ダイセー倉庫運輸、岡山営業所を開設 スワップ輸送の中継拠点
物流企業
2016/07/04 0:00
ダイセー倉庫運輸(吉田憲三社長、愛知県小牧市)は1日、西阿知運送(新谷潤社長、岡山県倉敷市)本社内に岡山営業所(桜井裕介所長)を開設した。利用運送事業専門の拠点で、小牧市と福岡県の間で行っているスワップ輸送の中継拠点として活用する。また、新たな市場も開拓していく。6月29日には、現地で開所式を行った。 岡山営業所は、瀬戸中央自動車道・早島インターチェンジから車で3、4分の好立地。近隣に石油コンビナートがあり、岡山県のポリマー品を特別積合せ便を使わずに高品質・リーズナブルなサービス料金で届けることができる。 西阿知運送は保有車両40台で、床面積990平方メートルの保管施設を持つ。ダイセー倉庫運輸と連携を強化しながら、荷主の幅広いニーズに応えていく。 開所式で吉田社長は「岡山県に中継基地を設けることは、かねてからの夢だった。西阿知運送さんと良縁を結ぶことができて、感謝している。当社の創業以来の基本原則は、買い手良し、売り手良し、世間良し』だが、これからが勝負。全知全能を傾けて頑張っていく」とあいさつした。(江藤和博) 【写真=西阿知運送の新谷社長と握手を交わす吉田社長(右)】