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福通&広島県警、特殊詐欺防止へ協定 「注意喚起シール」貼付

物流企業

2016/06/27 0:00

 詐欺に宅配便が使われない環境づくりに、積極的に貢献していきたい――。福山通運は22日、広島県警と「特殊詐欺の防止に関する協定」を締結した。同日、県警本部で行われた締結式には福通から小丸成洋社長、県警からは名和振平本部長が出席、協定書にサインした。  7月から、福通の送り状に、現金を送付できない旨や特殊詐欺への注意を呼び掛ける「注意喚起シール」を貼付(ちょうふ)。シールには県警の「減らそう犯罪総ぐるみ運動」のマスコットキャラクターの「モシカ」と「お金はダメ!モシカして詐欺かも!」などの文字をあしらった。  福通によると、今回の協定締結は社会貢献活動(防犯CSR)の一環として取り組んだもの。当面、伝票30万冊を県内の営業所などに備え協力していく。小丸氏は「自社費用によるシール貼付は全国初の取り組みと聞いている。詐欺防止に少しでも役立てばうれしい」と話している。(高木明) 【写真=協定締結式に臨む小丸社長(右)と名和本部長】





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