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北海道推進協、飲酒運転根絶へ初会合 死者9人 前年上回る

団体

2016/06/23 0:00

 北海道は17日、北海道飲酒運転根絶推進協議会の初会合を開き、円滑かつ効果的に施策を推進するため情報を共有した。  道内では14年7月に小樽市で4人が死傷、15年6月には砂川市で家族5人が死傷する飲酒絡みの重大事故が発生。その後も飲酒の伴う事故が続発し、道は15年12月に飲酒運転根絶に関する条例を施行した。小樽市で飲酒運転事故が発生した7月13日を「飲酒運転根絶の日」と定め、一丸となって飲酒運転の撲滅に向けた取り組みを行うこととした。  協議会を主催する北海道環境生活部の成田祥介くらし安全局長は「飲酒運転根絶の日制定後、初めてその日を迎えようとしている。しかし、今年の飲酒運転に関わる事故死者数は5月末時点で9人と前年を上回っており、危機的な状況だ。これから行楽シーズンを迎え、更なる事故の増加が危ぐされる。当協議会が、飲酒運転の無い社会の実現につながることを切に祈る」と語った。(北原進之輔) 【写真=一丸となって飲酒運転の撲滅に向けた取り組みを行う】





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