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岩ト協大船渡支部、「トラガール通報隊」出動 交通弱者の安全確保

団体

2016/06/20 0:00

 【岩手】岩手県トラック協会の大船渡支部(松尾孝支部長)の女性ドライバーたちが、「トラガール交通安全スクランブル通報隊」として、高齢者などの交通弱者を交通事故から守るための支援を行う。(今松大)  トラックの運転中に危険な動きをしているお年寄りなどを見掛けた場合、迅速に警察へ通報して身の安全の確保につなげ、交通事故防止を後押しする。  10日の委嘱状交付式で、志田紗也佳さん(岩手県南運輸)や白崎喜久子さん(高陽運送)、加藤妃絵さん(山城運輸)ら11人のトラガールを、大船渡警察署が通報隊に任命。志田さんが代表で、高橋仁署長から委嘱状を受け取るとともに、積極的に110番通報する決意を表明した。このほか、男性ドライバー28人も通報隊に委嘱された。  高橋署長は「高齢者が犠牲となる交通事故の増加を受け、地域の道路事情に精通し、業務で幹線道路を往来するプロのドライバーの力を借りて、重大交通事故を未然に防いでいきたい。トラック協会と警察が共同で行う、瀬戸際対策になる」とあいさつ。  岩ト協の佐藤耕造専務は「大船渡支部の会員は2009年以来、第一当事者となる死亡事故が発生しておらず、各事業主と従業員の事故防止に対する意識の高さを示している。他地域ではあまり例の無い通報隊の結成は、大変画期的なこと。本部と支部が連携して協力していきたい」と述べた。  松尾支部長が「ただ今より出動!」と声高らかに合図をすると、ドライバーらがそれぞれのトラックに乗車。先頭の志田さんのトラックが力強く出発すると、22台のトラックが後に続いた。  志田さんは「勤務中に、小さい子供や高齢者を見掛けることがある。今後は一層周囲に気を配りながら運転していきたい」と意気込みを語った。 【写真=岩手県南運輸の志田さんが代表として委嘱状を受け取る】





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