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宮城ト協仙南支部、震度6弱想定し訓練 避難所に救援物資輸送

団体

2016/06/20 0:00

 【宮城】宮城県トラック協会の仙南支部(平良夫支部長)は12日、白石市総合防災訓練に参加して救援物資輸送を行い、対応の早さを披露して緑ナンバートラックの重要性と公共性をアピールした。  震度6弱の地震が発生し、各所で土砂崩れや家屋の倒壊、堤防の決壊などの被害が出ているとの想定で訓練が始まった。市では、緊急速報メールや有線放送、消防車警鐘などを使って地震発生を知らせ、自主防災組織や自治会単位での避難行動を要請した。併せて、安否確認のためのフラッグを各家庭の玄関などに掲げるよう指示。掲げていない世帯を重点的に巡回する救護活動が繰り広げられ、人的被害の早期発見に努めた。  避難所に多くの市民が集まる中、災害対策本部から同支部に非常食や飲料水を運ぶよう出動要請が入った。早速、2トン車1台と隊員2人で、備蓄基地である同市防災センターに急行。トライアングル相互応援協定(姉妹都市間による危機発生時支援)を結んでいる神奈川県海老名市から提供されたレトルト食品を積み込み、避難所に届けた。(富田久男) 【写真=レトルト食品を訓練会場に届ける隊員】





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