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CBRE/不動産フォーラム、空室状況「まだら模様」

産業

2016/06/13 0:00

 シービーアールイー(CBRE)は3日、不動産フォーラムを開催した。「不安定な環境下におけるビジョン」をテーマに、物流不動産の現状や展望に関する講演、パネルディスカッションが企画された。  物流不動産の今後の展開について、CBREの佐藤亘ディレクターが説明した。空室状況は、テナントによって差が出ている「まだら模様」と指摘。その上で、「物流不動産マーケットは成熟期。質の競争になる」と話した。  また、「新規供給がもたらす課題と機会」と題し、パネルディスカッションを実施。CBREのアンディー・ハーファート・エグゼクティブディレクター、アビームコンサルティングの寺西雅尚シニアマネージャー、グッドマンジャパンのポール・マクギャリー社長兼CEO(最高経営責任者)、GROUNDの宮田啓友社長、ラサール不動産投資顧問の中嶋康雄社長兼CEOが出席した。(土屋太朗) 【写真=パネルディスカッションなどを実施】





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