羽衣運輸、観光スポットで清掃 地域貢献通じ発展
物流企業
2016/06/09 0:00
【北海道】羽衣運輸(井上修社長、北海道七飯町)と井上クリエイト(同)は5月29日、函館新道の七飯本町インターチェンジ(IC)から大沼方面へとつながる道路「城岱(しろたい)スカイライン」の清掃活動を行った。(北原進之輔) 地域貢献活動の一環として独自に始めた取り組みで、今年で7回目となる。両社の社員の他、地元ボランティアを含め計70人が参加し、計12キロを清掃した。 城岱スカイラインは牧場に囲まれ、昼は駒ヶ岳を一望でき、夜は函館の夜景が見える地元の観光スポット。毎年雪解けとともに道路脇にゴミが散見されることから、清掃を始めた。 井上社長は「地域貢献を通じて会社は発展していくものだと思う。これまでも地元で多くの仕事をさせてもらい、我々が苦しい時には町が声を掛けてくれたこともあった。多くの観光客が訪れる場所なので、これからも清掃活動を続けていきたい」と話す。 当日は、七飯方面と大沼方面から4班に分かれて清掃し、洗濯機や廃タイヤ、空き缶、ペットボトルな ダンプ2台分のゴミを集めた。清掃後は、羽衣運輸事務所前で参加者と共にバーベキュー大会を開き、親睦を深めた。 羽衣運輸は、清掃活動以外にも幅広く地域貢献活動を展開している。6日には、七飯町教育委員会に町内の小学1年生250人分の防犯ブザーを贈呈。更に、7月には毎年行っている同町へのゴミステーションの寄贈も予定している。 【写真=計70人が参加し計12キロを清掃】