岩手TT、メガ発電所が稼働 太陽光システム新設
産業
2016/06/06 0:00
【岩手】岩手トラックターミナル(佐久間啓文社長岩手県矢巾町)が2015年10月から進めてきた太陽光発電の増設工事が完了し、メガソーラー発電所として新たにスタートした。 5月26日の竣工式で、佐久間社長が「メガ発電所となったことで、一般家庭約350戸分の電気を賄い、二酸化炭素(CO2)を年間523トン削減できる。トラック輸送と密接な関係にある当社としては、環境問題に貢献できることが何よりうれしい」とあいさつ。 同社では14年5月、2棟ある荷扱いホームの屋根の南側斜面6600平方メートルに、発電容量638キロワットの太陽光システムを新設。順調に売電収入を得ていることから、敷地内に隣接する第1・第2配送センターの屋根4950平方メートルに増設を計画した。16年3月下旬、予定通りに工事が終了。新たに536キロワットの発電容量を加え、総発電容量は1174キロワットとなった。(今松大) 【写真=総発電容量は1174キロワットとなる】