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大阪ト協、坂本会長が勇退表明 後任に辻副会長指名

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2016/04/14 0:00

 大阪府トラック協会の坂本克己会長(77、大阪運輸倉庫)は11日の役員選考委員会(吉本英雄委員長)で、会長を退く意向を明らかにし、後任候補として辻卓史副会長(73、鴻池運輸)を推薦、了承された。  坂本氏は「3期6年にわたり協力を頂き、心より感謝を申し上げる。時代のニーズは刻々と変化している。的確に対応できるリーダーが必要であり、バトンタッチすべき時期」と表明。  その上で、「新しい時代のリーダーとして、辻副会長を指名したい。業界のため、会員のために、大きな活躍をされると確信している」と述べ、次期会長候補に辻氏を指名した。  辻氏は「坂本氏は大きな突破力を持つ人であり、多くの課題を解決されてきた。後任として、どこまでできるか分からないが、全力で頑張る」と抱負を述べた。坂本氏は1982年に理事へ就任。86年には常任理事となり、92年から2010年まで9期18年にわたって副会長を務め、10年5月の総会で会長に選ばれた。  一方、辻氏は1994年に理事へ選出され、96年、常任理事に就任、2002年から現在まで7期14年、副会長として運営をサポートしてきた。  議事終了後、坂本氏は記者会見し、「6年間会長を務め、ベストのタイミングでバトンを渡すことができる。残された任期はわずかだが、最後まで精いっぱい頑張りたい」と述べた。  なお、副会長候補は、20日の次回役員選考委で選出される。(小菓史和) 【写真=固く握手を交わす坂本会長(右)と辻副会長】





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