宮城ト協塩釜支部、「飲酒運転根絶」誓約書 地元警察署に提出
団体
2016/04/11 0:00
【宮城】宮城県トラック協会の塩釜支部(伊藤治支部長)は5日、会員事業所とその従業員たちが署名した「飲酒運転根絶」の誓約書を塩釜警察署の横山裕署長に提出した。春の交通安全運動に合わせ、安全輸送の確保への運行管理とドライバー教育を徹底し、交通事故と飲酒運転ゼロに向けた決意を示した。 伊藤支部長と三浦一夫副支部長、交通安全対策委員会のメンバーら5人が同署を訪れた。誓約書は全会員(85事業所)の95%に当たる81事業所が提出。署名数は1960人に及んだ。 伊藤支部長は「飲酒運転根絶を目指し、署名活動を実施して多くの会員、従業員の決意を集めた」と話しながら、誓約書と署名簿を横山署長に手渡した。 これに対して、横山氏は「トラック業界の熱意を感じる。プロドライバーとして自覚し、安全意識の高揚を図り、安全輸送に徹して欲しい」と語った。 署長との情報交換では、業界を挙げて「完全点呼による運行管理の徹底」「アルコール検知器によるチェック強化」などに取り組んでいることを紹介。また、支部活動として、交通事故防止や飲酒運転ゼロに向けた決起大会、教育研修会などによって意識高揚を図っていることを指摘した。(富田久男) 【写真=横山署長に誓約書を手渡す伊藤支部長(左から2人目)と役員ら】