佐賀運輸/安全大会、無事故・無違反継続誓う ドラコン優勝者ら表彰
物流企業
2016/04/11 0:00
【佐賀】佐賀運輸(田中康紀社長、佐賀県神埼市)は3月26日、交通事故・労働災害防止安全大会を開いた。「交通事故・労働災害事故ゼロに挑戦」をスローガンに掲げ、無事故・無違反の継続を誓い合った。 開会式で、和田長儀常務が「運送会社にとって安全は最重要課題。大会で得た知識、経験を日常業務に生かし、悲惨な事故を1件でも減らそう」とあいさつ。田中社長は、長野県軽井沢町のスキーツアーバス事故や広島県東広島市のトンネル火災事故に触れ、「トラックの安全に対する社会的関心が高まっている。気持ちを引き締め、コンプライアンス(法令順守)を徹底し、組織一体で交通・労災事故ゼロを目指そう」と呼び掛けた。 佐賀県トラック協会の樋口秀孝事務局長は、2015年9月21日から100日間にわたって実施した無事故無違反コンテストの結果を報告。「運転中の携帯電話使用とシートベルト装着義務違反が多い」と指摘し、マナーアップを求めた。 昨年度のトラックドライバーコンテスト佐賀県大会の普通車部門で優勝した古賀将太氏を始め、永年勤続者、社内無事故コンテストのチームリーダーらに田中社長から表彰状と記念品が贈られた。 佐賀運輸労働組合の本蔵雄二委員長が、無事故・無災害、飲酒運転撲滅の決意を表明。武富秀一取締役が無事故・無違反を呼び掛け、ガンバローコールで大会を締めくくった。(上田慎二) 【写真=社員全員で無事故・無違反を誓う】