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静ト協富士支部・富士貨協、反射クリップ寄贈 LED 新入児童へ3500個

団体

2016/04/04 0:00

 【静岡】静岡県トラック協会の富士支部(岡島賢臣支部長)と富士地区貨物運送事業協同組合(吉野正則理事長)は3月23日、富士市、富士宮市の各市役所を訪れ、4月から小学生となる児童に向けてLED(発光ダイオード)反射クリップを贈呈した。  新入児童の事故ゼロを目指した取り組みで、今年で6回目となる。贈ったのは夜間、ヘッドライトの光が反射してドライバーに歩行者の存在を知らせることに加え、LEDの赤色ライトが点灯して視認効果を更に上げるタイプ。公立小学校の全新入学児童分、3500個の目録を手渡した。  吉野正則理事長が「我々は毎年、事故防止に向けて、交通安全教室を始めとする様々な活動を行っている。しかし、最近はバスやトラックの大きな事故が頻発し、業界のイメージは悪い状況。今回の取り組みでイメージアップできればありがたい」とあいさつ。  富士市の小長井義正市長も「行政とトラック業界は、災害時の緊急輸送協定で良い関係を築いている。初回に反射式リストバンドを贈られて以降、市内の小学生が巻き込まれる事故は減少傾向にあるので、引き続き事故防止に向けた継続的な活動をお願いしたい」と謝意を示した。(梅本誠治) 【写真=富士市の小長井市長に目録を手渡す吉野理事長(右から2人目)ら】





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