物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

ホームロジ、積み木型ロボ倉庫導入 省人化50人

物流企業

2016/03/17 0:00

 ニトリグループの物流を担うホームロジスティクス(松浦学社長、東京都北区)は11日、積み木型ロボット倉庫「オートストア」を国内で初めて川崎市川崎区の通販発送センターに導入し、稼働させた、と発表した。労働力不足や作業効率の向上などに結び付ける狙いで、50人程度の省人化が可能だとしている。  オートストアは、商品保管用ボックス(コンテナ)を隙間無く積み上げて高密度な保管を実現。コンテナの上をロボットが縦横に走行して目的のコンテナをつり上げ、作業場へ自動的に搬送する。ロボットは自動で充電される。作業する人は移動せずに定点作業を行えるため、負担は少なく、ミスも低減する。  以前は、作業者が紙の指示書に従って庫内を歩き回り、棚から商品をピッキングしていた。オートストアの導入で、作業効率は3.75倍向上すると見込んでいる。また、在庫面積は通路スペースの削減や上部空間の活用で40%削減できた。  納入した岡村製作所によると、保管効率は一般的なスタッカークレーン式自動倉庫の2倍、平置き棚の3倍。ロボットやグリッドを追加していけば、システムの拡張や能力アップも可能だ。海外では100件以上導入されているという。ホームロジは、ニトリグループの通販事業の拡大や取り扱いアイテム・物量の増大、人手不足などに対応するため、2015年7月にオートストアの導入を決定した。  同社は「人に優しい作業環境の提供は欧州を軸に広がりつつある。当社は日本初の導入企業として大きな一歩を踏み出した。新技術を積極的に採用し、環境づくりを行っていく」としている。(高橋朋宏) 【写真=コンテナの上をロボットが縦横に走行】





本紙ピックアップ

ホルムズ海峡封鎖「原油価格高騰」、インタンク供給制限

 アメリカとイスラエルによるイラン攻撃に端を発した原油価格の値上がりが、国内にも影響を及ぼしている。石油元売り各社はガソリンや軽油の出荷規制の方針を示し、トラック運送事業者や協同組合のインタンクへの供給制限につながってい…

着荷主の荷待ち・荷役強要、独禁法違反の対象に

 公正取引委員会は、着荷主によるトラックの実運送事業者への無償の荷待ち・荷役作業などの強要について、独占禁止法違反の対象とする。10日の企業取引研究会(神田秀樹座長、東京大学名誉教授)の会合で、サプライチェーン(SC、供…

衆院国交委、交付金法改正案を議決

 軽油引取税の旧暫定税率廃止後、トラック運送、バス事業への運輸事業振興助成交付金制度の継続を規定する運輸事業振興助成法(交付金法)改正案が10日、衆院国土交通委員会(冨樫博之委員長)で、委員長提案として提出され、議決され…

シャロンテック、冷凍・冷蔵施設開発へ参入

 物流倉庫開発事業のシャロンテック(福山博之社長、東京都千代田区)は、冷蔵・冷凍物流施設の分野に本格参入する。埼玉県入間市で最新の環境技術と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を融合させた「シャロンテック入間物流…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap