東ト協多摩支部有志、立川で合同面接会 初の試み 10社参加
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2016/03/10 0:00
【東京】東京都トラック協会多摩支部(星信久支部長)の有志は2月27日、物流業界就職フェア「たまりく」を開催した。折からの人手不足の打開策として、有志企業による合同面接会を立川市内で実施。同じ悩みを抱える会員事業所10社が参加した。 フェア開会に先立ち、有志代表を務める昭島輸送(八王子市)の田中信享社長が「いつまでも『人手が足りない』と嘆いていてもドライバーは集まらない。合同面接は初めての試み。アクションを起こすことで修正点が見えてくる」とげきを飛ばした。 事前に、カラーチラシ3万5千枚を地域の折り込み広告で配ったほか、周辺の工業高校にも200枚を配布。参加無料、事前予約不要の自由参加方式で行い、各社ブースに会社案内や求人票を用意した。 来場者にはドライバーや作業員、事務員などの職種別の要望に合わせ、各社の担当者が業務内容を説明。今後の採用に向け、訪問日の打ち合わせなどを進めた。 フェア事務局を務めた創研塾(青梅市)の奥松研亮塾長は「今回の入場者の動向を見て、1、2カ月以内に2回目を実施する。その際は、ポスティング広告も併用して募集する予定」としている。(佐々木健) 【写真=求職者の要望に合わせて業務内容を説明】