矢崎エナジー、ETC2.0車載器発売 特車ゴールド対応
産業
2016/03/07 0:00
矢崎エナジーシステム(矢﨑航社長、東京都港区)は21日、同社のデジタルタコグラフ(運行記録計)やドライブレコーダー(DR)などに連動し、「特車ゴールド制度」にも対応する、GPS(全地球測位システム)内蔵・発話型ETC2.0(次世代型自動料金収受システム)車載器「ETC―YD201」「ETC―YP200」を発売する。 オープン価格で、実勢価格は取り付け費用を含まず3万~4万円程度になる見通し。ETC―YD201、ETC―YP200共に、ほぼ同じ機能を持っている。 ①デジタコなどとセットで購入②既にデジタコとETC車載器を利用していて、ETC2.0車載器に買い替える③現在、デジタコだけを利用していて、新たにETC2.0車載器を装着――などのケースに対応する。注文を受ければ、随時取り付けていく体制を整えている。 デジタコやDR以外にも、オリジナルソフトウエアやETCプリンター、タクシーメーターなどとも連動し、多彩なオプション設定で利用者の業務や安全運行をサポートする。 2日に同社が開催した「商品展示会&リスクマネジメントセミナー」で、デジタコなどと連動するETC2.0車載器を展示。来場者の注目を集めた。 展示会では、DR機能や独自の画像認識エンジンなどを搭載した最新型のデジタコ「DTG7」や車載式計量装置「LoadIndicator(LI)」、安価なネットワーク型デジタコ「DTG5」なども紹介した。(高橋朋宏) 【写真=来場者の注目を集める(2日の展示会)】