物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

九州沖縄陸災防支部、労災状況で意見交換 荷役作業事故など報告

団体

2016/02/11 0:00

 【佐賀】九州・沖縄8県の陸災防県支部は3日、佐賀県唐津市で支部長・事務局長会議を開き、労働災害の発生状況や防止対策で意見を交わした。  佐賀労働局の城寿克労働基準部長が、1月に長野県軽井沢町で起きたスキーバス転落事故に触れ、「前途ある15人の尊い命が失われた。その後も観光バス関連の事故が連鎖的に発生し、それらの事故はトラックにも起こり得る」と警鐘を鳴らした。  その上で、2016年度の労働基準行政の施策として、自動車運転者のための改善基準告示と交通労災防止のためのガイドラインに即した運行計画策定、安全運行を重点指導する方針を述べた。  各県支部長が労働時間対策や荷役作業事故防止、メンタルヘルスケアなどの取り組みをそれぞれ報告。陸災防本部の事務局から、11月17日に福島県郡山市で開く全国大会について説明があった。(上田慎二) 【写真=各県の支部長が労働時間対策やメンタルヘルスなどの取り組みを報告】





本紙ピックアップ

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

オススメ記事

特定技能1号開始1年、大手~中小で採用進む

 自動車運送業分野特定技能1号評価試験が始まって1年が経過した。トラックは4304人が国内外で受験し、3054人が合格。大手、中堅に加え、中小規模の運送事業者が特定技能制度を活用して外国人ドライバーを採用する事例が各地で…

「危険運転致死傷罪」適用要件見直し、飲酒・速度超過に基準    

 法務省は、飲酒や大幅な速度オーバーなど悪質運転による交通事故を厳罰化するため、危険運転致死傷罪の適用要件として数値基準を盛り込んだ自動車運転死傷行為処罰法の改正案を明らかにした。9日、法制審議会の刑事法(危険運転による…

国交省/次期安全プラン、走行距離当たり件数を指標に

 国土交通省は、2026年度からスタートする次期事業用自動車総合安全プラン(26~30年度)の死者数、人身事故件数などの目標値について、適切に評価できるよう総走行距離当たりの件数を指標として用いる。目標設定対象の業態に関…

グリーン物流優良者表彰、ドラッグストア納品効率化         

 国土交通、経済産業の両省は8日、2025年度グリーン物流パートナーシップ優良事業者表彰の受賞者を決定した、と発表した。国交大臣表彰には、宅配拠点と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用したドラッグストアの店…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap