物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

ヤマト運輸オペレーターコン、サービス技術披露 接客応対の手本に

物流企業

2016/01/28 0:00

 ヤマト運輸(長尾裕社長、東京都中央区)は22日、羽田クロノゲートで「全国ゲストオペレーター接客応対コンテスト」を開催し、全国の支社大会(予選)を勝ち抜いた15選手が日頃の業務で培ったサービス技術を披露。船橋主管支店松戸金ヶ作センターの細井由紀子さんがゲストオペレーター1万4千人の頂点に立った。  長尾社長は「受け付けで接客する時間は長くても5分くらい。その短い接点、お客さまが店の敷地に入る瞬間から帰るまでが『ヤマトに来ている』という体験で、いわゆるカスタマーエクスペリエンス。その数分間の接客をいかに磨くかがとても大事だ。サービスが先、という理念の中、一番大切なのは第一線での一瞬一瞬。今日はぜひ日々お客さまと一生懸命接している成果を発揮して欲しい」とあいさつした。  コンテストは、荷物を送りに来た顧客への対応中に、別の顧客が荷物を受け取りに来る――との想定で実施。基本的な接客応対の仕方や商品知識が審査基準だった。競技の結果、細井さんが優勝。準優勝には、京都主管支店京都室町センターの北村久美子さんが選ばれた。細井さんは「お客さまの喜ぶ顔が何よりの励みになるので、どうすればお客さまに喜んでいただけるのかを常に意識し、接客応対に取り組んでいる。応援してくれた皆さんに感謝する」と話した。  コンテストは、ゲストオペレーター一人ひとりのモチベーションアップを図り、手本となる接客応対を全社的に浸透させることを目的に開いている。(高橋朋宏) 【写真=接客応対の仕方や商品知識が審査基準】





本紙ピックアップ

全ト協会長/新法構想、「事業更新制」軸に

 全日本トラック協会の坂本克己会長が構想を明らかにした新法「適正競争特別措置法(仮称)」は、貨物自動車運送事業法の改正と併せて議員立法で立案し、2025年の通常国会での成立を目指す。トラック運送事業の許可更新制の導入が柱…

運輸労連/「春季労使交渉」方針、要求基準1万5500円中心

 運輸労連(成田幸隆委員長)は、2025年の春季労使交渉での統一要求基準について、24年と同様、定期昇給相当分の1.5%に、賃金改善分の4.5%を加えた6%から算出し、要求額は「1万5500円中心」に設定する。(田中信也…

ラニイ福井貨物、電気トラック県内初導入

 ラニイ福井貨物(藤尾秀樹社長、福井市)は9日、本社に電気トラックを導入した。大手企業の営業拠点を含む県内物流事業所では初となるEV(電気自動車)導入で、主に福井市の集配業務に活用する。(星野誠) Facebook Tw…

NS物流研、神奈川大学が優勝

 NS物流研究会(樋口恵一会長)主催の物流関連ゼミ学生による研究発表会(全日本トラック協会、物流ニッポン新聞社後援)が7日に開催され、神奈川大学の齊藤実ゼミが優勝した。荷待ち時間削減がテーマで、運送事業者と発荷主に対して…

オススメ記事

全ト協会長/新法構想、「事業更新制」軸に

 全日本トラック協会の坂本克己会長が構想を明らかにした新法「適正競争特別措置法(仮称)」は、貨物自動車運送事業法の改正と併せて議員立法で立案し、2025年の通常国会での成立を目指す。トラック運送事業の許可更新制の導入が柱…

運輸労連/「春季労使交渉」方針、要求基準1万5500円中心

 運輸労連(成田幸隆委員長)は、2025年の春季労使交渉での統一要求基準について、24年と同様、定期昇給相当分の1.5%に、賃金改善分の4.5%を加えた6%から算出し、要求額は「1万5500円中心」に設定する。(田中信也…

ラニイ福井貨物、電気トラック県内初導入

 ラニイ福井貨物(藤尾秀樹社長、福井市)は9日、本社に電気トラックを導入した。大手企業の営業拠点を含む県内物流事業所では初となるEV(電気自動車)導入で、主に福井市の集配業務に活用する。(星野誠) Facebook Tw…

NS物流研、神奈川大学が優勝

 NS物流研究会(樋口恵一会長)主催の物流関連ゼミ学生による研究発表会(全日本トラック協会、物流ニッポン新聞社後援)が7日に開催され、神奈川大学の齊藤実ゼミが優勝した。荷待ち時間削減がテーマで、運送事業者と発荷主に対して…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap