物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

函ト協、北海道新幹線に期待 事業拡大「チャンス」

団体

2016/01/25 0:00

 【北海道】函館地区トラック協会の東谷武彦会長は16日の新年交礼会で、「2015年の道南地域でのアベノミクスの経済効果は薄かった」としながらも、3月に控える北海道新幹線開業については期待感を示した。また、15年末に会員事業所の安全性優良事業所認定(Gマーク)の取得率が全国平均を上回る36%となったことを報告し、更なる取得率アップを呼び掛けた。  東谷氏は「ここ数年悩まされていた燃料価格は、産油国の生産過剰や中国経済の減速などで、ピーク時より大幅に値下がりした。これが一過性のものではないと期待したいが、どうなるかは分からない。世界情勢とともに我々の業界の先行きも不透明ではあるが、函館においては3月に待望の北海道新幹線が開業する。この盛り上がりや勢いを事業拡大のビジネスチャンスと捉え、頑張っていこう」とあいさつした。  来賓には、函館運輸支局の勝木正裕局長と函館労働基準監督署の浜田京子署長、北海道警函館方面本部交通課の清水智章課長補佐らが出席。それぞれの立場から、昨年の事故発生状況を報告するとともに、16年の無事故・無災害への協力を求めた。(北原進之輔) 【写真=Gマークの取得率アップを呼び掛け】





本紙ピックアップ

高校生提案、路線バス乗り継ぎ輸送

 物流危機を解決しようと企画した高校生のアイデアが、路線バスの乗り継ぎによる荷物輸送として具体化した。「2024年問題」に関心を持つ広島県瀬戸内高校の生徒が、貨客混載について中国運輸局に相談したのがきっかけ。産学官連携に…

「特車通行」方向性、確認制度で原則自動化

 国土交通省は、特殊車両通行制度について、一般的制限値を超える申請などを除き、全て特車確認制度による自動化を進めていく。道路管理者の負担を減らす。7日の社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学…

国交省/宅配便の受け渡し多様化促進、標準約款に「置き配」

 国土交通省は宅配便の多様な受け渡し方法の普及を図るため、標準宅配便運送約款を見直す。2026年度をメドに、「置き配」や宅配ボックスでの受け渡しを明記する。新たに取り組むトラック運送事業者が個別に認可を取る必要がなくなる…

イズミ物流、外国人運転者を積極採用

 ダイセーグループのイズミ物流(平川信社長、東京都千代田区)は、外国人材の採用に早い時期から目を向けてきた。採用準備をいち早く始めたことも功を奏し、外国人ドライバーCrew(クルー)は10月28日時点で11人を雇用。また…

オススメ記事

高校生提案、路線バス乗り継ぎ輸送

 物流危機を解決しようと企画した高校生のアイデアが、路線バスの乗り継ぎによる荷物輸送として具体化した。「2024年問題」に関心を持つ広島県瀬戸内高校の生徒が、貨客混載について中国運輸局に相談したのがきっかけ。産学官連携に…

「特車通行」方向性、確認制度で原則自動化

 国土交通省は、特殊車両通行制度について、一般的制限値を超える申請などを除き、全て特車確認制度による自動化を進めていく。道路管理者の負担を減らす。7日の社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学…

国交省/宅配便の受け渡し多様化促進、標準約款に「置き配」

 国土交通省は宅配便の多様な受け渡し方法の普及を図るため、標準宅配便運送約款を見直す。2026年度をメドに、「置き配」や宅配ボックスでの受け渡しを明記する。新たに取り組むトラック運送事業者が個別に認可を取る必要がなくなる…

イズミ物流、外国人運転者を積極採用

 ダイセーグループのイズミ物流(平川信社長、東京都千代田区)は、外国人材の採用に早い時期から目を向けてきた。採用準備をいち早く始めたことも功を奏し、外国人ドライバーCrew(クルー)は10月28日時点で11人を雇用。また…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap