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古野電気、ETC2.0対応車載器を開催 GPS内蔵型

産業

2016/01/18 0:00

 古野電気は、次世代型自動料金収受システム「ETC2.0」に対応するGPS(全地球測位システム)機能付き発話型車載器の開発を進めている。  13~15日に東京都で開催した「コネクティッド・カーEXPO」に試作品「FNK-M100」(仮称)を参考出品した。  ETC2.0対応車載器は現在、カーナビゲーションシステム連動型がほとんどを占めている。こうした中、同社はGPS受信機を自社開発する技術力を生かし、従来のETC車載器と同様、GPS内蔵型としての市場投入を目指す。デジタルタコグラフなど他社製の関連機器との連動も視野に入れている。  現時点で、GPS内蔵型をラインアップするのがパナソニックのみで、早期の販売開始を求める声がトラック業界で高まっている。ただ、古野電機では、今のところ「発売時期は全く未定」(システム機器事業部ITSビジネスユニット営業部営業2課)としている。(田中信也) 【写真=コネクティッド・カーEXPOに参考出品(13日)】





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