滋ト協湖西支部、ラップトラが好評 地元PR提供期間を延長
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2016/01/18 0:00
【滋賀】滋賀県トラック協会湖西支部(田中久晴支部長)が、地元の高島市に提供しているラッピングトラックが好評だ。当初、3年間の計画でスタートしたものの、観光と物産のPRに役立ったことから、期間を延長している。 高島市は「びわ湖源流の郷たかしま」をキャッチフレーズに、観光名所や特産品を広くアピールしようと、3年前、ラッピング広告への協力を依頼。12月で予定していた3年は過ぎたが、注目度が高く、ラッピング広告もそれほど傷んでいないため、延長することにした。 トラック荷台の後部ドアに、観光名所である「白鬚神社の大鳥居」「海津大崎の千本桜」「マキノのメタセコイヤ並木」「八ツ淵の滝」「畑の棚田」の風景をラッピング。びわ湖源流の郷たかしまの文字を入れ、近江牛、近江米、フナ寿司、高島ちぢみ、扇といった特産品の写真もあしらった。 田中通商(田中社長、高島市)、中田運送(中田国博社長、同)、高島運輸(万木秀哉社長、同)、鵜野運送(鵜野好男社長、同)、西川運送(西川裕社長、同)、滋賀貨物運輸(梅本知秋社長、大津市)の各社がトラック計7両を提供している。 2台を運行する中田社長は「湖西地方は豊かな自然が残る半面、これまで観光や物産のPRがあまり進んでいなかった。トラックを見て高島市を訪れる人が一人でも増えてくれるとありがたい」と話している。(小菓史和) 【写真=観光名所と特産品の写真をラッピング】