東急、ネットスーパー受け取り 駅構内に冷蔵ロッカー
荷主
2016/01/18 0:00
東京急行電鉄と東急ストア(須田清社長、東京都目黒区)は12日、東横線綱島駅の改札口前に冷蔵ロッカーを設置し、東急ストアネットスーパーの商品を都合の良い時間に受け取れるサービスを同日から今秋にかけて試験的に実施する、と発表した。駅構内にネットスーパー用の受け取りロッカーを設置するのは国内初という。 8日に東急ストア綱島駅前店が閉店し、顧客から「買い物が不便になる」との声が寄せられたことを受け、綱島駅で実施することを決定。駅の改札口前に受け取り用の冷蔵ロッカーを設けることで、ネットスーパーの利便性を高めるとともに、時間節約志向の高まりに応える。 ロッカーの利用料は1回当たり324円(税込み)に設定。商品の買い上げ金額が2500円以上でロッカーの利用料は無料になるが、3月末までは1500円以上で無料にする。 受け取り可能な時間帯は、①午後1時半~午後3時半(注文の締め切りは当日午前10時)②午後4時~午後5時半(正午)③午後6時~午後9時(午後2時)――で、当日から7日先までの届け日と時間帯の指定が可能。ネットスーパーの配送エリア外に住んでいる場合は、駅ロッカー受け取り専用の登録が必要となる。(沢田顕嗣) 【写真=今秋にかけて試験的に実施】