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鮫川運送、矢吹ハブに第3倉庫 低温保管需要へ対応

物流企業

2016/01/18 0:00

 【福島】鮫川運送(芳賀一社長、福島県矢吹町)が建設していた矢吹ハブセンターの第3倉庫が12月末に完成した。同センターでは3棟目となる営業倉庫で、3棟合計の保管面積は3万平方メートルを超え、一拠点としては同社最大規模の物流センターとなる。  新倉庫は矢吹町井戸尻の「矢吹HUB(ハブ)センター」内に、既存の第2倉庫に向かい合う形で建設。床面積が1万395平方メートルで、庫内は7ブロックに仕切られる。このうち4ブロック(延べ床面積5940平方メートル)が普通倉庫で、残りの3ブロック(4455平方メートル)は低温倉庫となる。最新の設備を投入し、一般貨物や穀類などの低温保管の需要に対応する。  矢吹HUBセンターは2008年に開設。矢吹インターチェンジに近接する東北自動車道沿いで、広大な敷地は12万3090平方メートルに上る。工期を分けて倉庫を建設し、同年に第1倉庫(延べ床面積8415平方メートル)を、13年には第2倉庫(1万1880平方メートル)を完成させている。いずれも普通倉庫で一般貨物の需要に対応している。今回、第3倉庫の竣工により、3棟合計の床面積は3万690平方メートルと、1カ所の拠点としては県内でも有数の保管能力を有する。  芳賀社長は「好立地を生かし、顧客ニーズに的確に対応したい。地域産業の振興、雇用創出にも貢献したい」と話している。(黒田秀男) 【写真=拠点としては同社最大規模。一般貨物や穀類などを保管】





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