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藤深ライン運転者、火災現場で人命救助 新ト協が感謝状贈る

物流企業

2016/01/14 0:00

 【新潟】新潟県トラック協会は12月24日、火災現場で人命救助を行ったとして、藤深ライン(佐藤正樹社長、新潟県長岡市)のドライバー、阿部崇亨氏(38)に感謝状と記念品を贈呈した。(俵箭秀樹)  火災は2015年10月21日未明、燕市南1丁目で発生し、住宅10棟を焼いた。阿部氏は同日、三条市の市場で荷物を下ろし、新潟市へ向かう途中火災に遭遇既に1棟目は全焼に近く、2棟目にも火が回り始めていた。  現場には消防車がまだ到着しておらず、近所の男性が2棟目に住む80代女性の名前を叫んでいたものの、施錠された玄関の引き戸は開かず、阿部氏がガラスを割って開錠し入った。  中からは、50代前後の息子が出てきて、「足の不自由な母がまだ中にいます」と救助を要望。煙が充満し始めている中、女性を担いで脱出した後、間もなく2棟目も全焼した。  贈呈式では、長岡支部の今井康雄支部長と平井治事務局長が藤深ラインを訪問し、阿部氏に賞状と副賞を手渡した。  同氏は「火災に遭遇し、何かをしないといけないと思い、無我夢中で助けた。母親や息子さんにけがが無くて良かった。助けた後、我に返って、怖くなった」と振り返った。  佐藤社長が「業務でもチームリーダーとして成長した。人命救助も立派にやってくれた」とたたえた。今井氏も「非常に誇らしいこと。長岡支部の一員として今後も頑張って欲しい」とエールを送った。 【写真=新ト協長岡支部の今井支部長が阿部氏(左)に賞状を手渡す】





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