清水運輸倉庫、伊勢野地区に倉庫2棟 年内竣工 延べ床面積1万1千平米
物流企業
2016/01/11 0:00
【埼玉清水運輸倉庫(清水治男社長埼玉県八潮市)では、本社(伊勢野第1倉庫)周辺の伊勢野地区で、2棟の新築倉庫が2016年中に竣工する。既存倉庫を壊して建て直す「伊勢野第2倉庫」が6月に竣工するのに続き、10月には同地区11番目の拠点となる「伊勢野第11倉庫」が完成する計画。つくばエクスプレス・八潮駅の開設に伴い、駅前再開発で取得した代替地に建設できることとなった。 伊勢野第2倉庫は、本社のすぐ裏に位置。首都高速道路・八潮南インターチェンジ(IC)から車で2分の準工業地域で、八潮駅からは徒歩5分と好立地にある。敷地面積が3600平方メートルで、4階建ての延べ床面積7140平方メートル。1階には130平方メートルの事務所スペースを確保する。低床式で、荷物用エレベーター1基(3.5トン対応)、垂直搬送機1基(1.5トン対応)を整備する。 伊勢野第11倉庫も、同じ地区内の準工業地域に建設。敷地面積は2200平方メートルで、3階建ての延べ床面積4050平方メートル、1階には100平方メートルの事務所を用意する。低床式で、荷物用エレベーターと垂直搬送機は第2倉庫と同様。また、地区内の「伊勢野第6倉庫」の敷地拡張や、老朽化に伴う建て替え工事計画を検討しており、早ければ2017年中にもリニューアルとなる。3階建てか4階建てで、延べ床面積が4千平方メートルと、第11倉庫と同程度の規模を想定している。(谷本博) 【写真=10月竣工予定の伊勢野第11倉庫(完成予想図)】