物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

アパレルSC研発足、生産体制基盤の回復が急務 オムニ・効率化を検討

団体

2016/01/04 0:00

 経済産業省は12月24日、アパレル産業のオムニチャネル化と製造・物流の効率化などを検討するため、アパレル・サプライチェーン研究会を立ち上げた。日本のアパレル産業の国際競争力が相対的に回復しているとし、このチャンスを生かすためには国内の生産体制基盤の回復が急務と判断。「アパレル産業ビジョン(仮称)」の取りまとめに向け、佐川急便(京都市南区)の荒木秀夫社長ら11人の委員が、5回の会合で検討を重ねていく。(沢田顕嗣)  経産省の鈴木淳司副大臣が「取引・流通慣行からグローバルな産業構造を含むアパレル・サプライチェーン(SC、供給網)の再構築を検討すべき時期。企業、産業として在るべき姿をビジョンにまとめて、業界の活性化につなげたい」と研究会発足の趣旨を説明。  寺村英信・製造産業局繊維課長は、アパレル産業を取り巻く環境変化を踏まえて①サプライチェーンの再構築と設備投資②オムニチャネル化と製造・物流の効率化③輸出拡大と海外拠点の活用――を検討事項として提案した。  また、物流に関する具体的な論点については、在庫の一元管理とEC(電子商取引)の活用による収益拡大モデル、RFID(無線自動識別)の活用による製造から販売までの一貫した物流システムの構築――などを提示した。  荒木氏は「ECでは午前0~2時の注文が多く、センターの24時間稼働は一つの課題。しかも、ローコストかつハイクオリティーなサービスを求められる。議論のテーマに時間のことも入れてもらいたい」と提起した。  このほか、日本百貨店協会の茶村俊一会長が「ECの市場は拡大しているものの、再配達など物流の非効率に耐えられるビジネスになっていない。統一のサイト、統一の倉庫でやったらどうか、という提案もアパレル業界から受けている」と報告した 【写真=5回の会合で検討を重ねていく】





本紙ピックアップ

熊ト協飼料畜産部会、農家・卸流通と意見交換

 熊本県トラック協会の飼料・畜産輸送部会(中間史朗部会長)は3月18日、畜産農家や飼料メーカー、卸売・流通業者を招き、熊本県の飼料輸送に関する初の意見交換会を開いた。熊本運輸支局、九州農政局、熊本労働局、熊本県も参加し、…

萬運輸、後退事故防止へ手順徹底

 萬運輸(東海林憲彦社長、横浜市鶴見区)は、独自に定めた「バック時の六つの手順」を徹底することで後退時の事故防止につなげている。手順の1は「あらかじめバックする場所を確認する」。障害物はないか、高さは問題ないかを確かめ、…

ANAHD、貨物事業3社を統合

 ANAホールディングスは3月27日、ANA Cargo(脇谷謙一社長、東京都港区)と日本貨物航空(NCA、本間啓之社長、千葉県成田市)、NCA Japan(藤倉聡社長、成田市)を統合する、と発表した。2027年4月1日…

下関北九州道路事業化ヒアリング、車両大型化への対応を

 本州と九州を結ぶ新たなルートである下関北九州道路の事業化に向け、福岡県と北九州市、地元経済団体は、日本の物流を支える「要衝」であることを強調し、早期実現はもとより、車両の大型化・効率化に対応した構造で整備することなどを…

オススメ記事

萬運輸、後退事故防止へ手順徹底

 萬運輸(東海林憲彦社長、横浜市鶴見区)は、独自に定めた「バック時の六つの手順」を徹底することで後退時の事故防止につなげている。手順の1は「あらかじめバックする場所を確認する」。障害物はないか、高さは問題ないかを確かめ、…

ANAHD、貨物事業3社を統合

 ANAホールディングスは3月27日、ANA Cargo(脇谷謙一社長、東京都港区)と日本貨物航空(NCA、本間啓之社長、千葉県成田市)、NCA Japan(藤倉聡社長、成田市)を統合する、と発表した。2027年4月1日…

下関北九州道路事業化ヒアリング、車両大型化への対応を

 本州と九州を結ぶ新たなルートである下関北九州道路の事業化に向け、福岡県と北九州市、地元経済団体は、日本の物流を支える「要衝」であることを強調し、早期実現はもとより、車両の大型化・効率化に対応した構造で整備することなどを…

啓和運輸/東京オフィス、営業へ活用 荷主と接点増

 啓和運輸(片桐淳一社長、埼玉県入間市)は広域営業の強化に向け、東京オフィス(東京都中央区)を営業拠点として活用している。都心にある立地を生かして荷主企業との接点を増やすとともに、将来的には配車業務の集中管理拠点としての…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap