名備運輸、イルミネーション点灯 運転者を癒やす
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2015/12/17 0:00
【愛知】名備運輸(丸川靖彦社長、愛知県小牧市)では11月下旬から、本社正面に設置されたクリスマスイルミネーションが夕刻、帰庫したドライバーを癒している。 イルミネーションは、5年前から設置。クリスマスツリーに加え、年々新しい装飾を追加してきた。2015年はパンジーが咲く花壇の周囲にも電球を配置し、ツリー横には雪の結晶をかたどったライトを付けた。トラックが次々と帰ってくる夕方、イルミネーションが点灯してドライバーを迎える。 社長の長男で、業務部の丸川悠氏(25)は「本社スタッフが空き時間に設置作業を行っている。ドライバーも楽しみにしているようで、秋が深まると『今年はまだか』と聞かれる。ツリーは年内に撤去するが、他の装飾については、冬の間は残す予定」と話す。 運輸安全マネジメントに沿ったPDCA(計画―実行―評価―改善)サイクルの安全活動は、2016年に3年目を迎える。丸川氏は「ドライバーの自主活動が定着してきた。互いに確認し合って更にレベルを高め、社是の『人に優しい物流』につなげたい」と、ツリーの輝きを前に力を込める。(星野誠) 【写真=イルミネーションが帰庫したドライバーを迎える】