ヒカミ、ラップトラック製作 ゆるキャラで島根PR
物流企業
2015/12/17 0:00
【島根】ヒカミ(内田政智社長島根県出雲市)はボディー全面を装飾したラッピングトラックを独自に製作し、12月から稼働させている。設立60周年を控え、地域貢献の一環と位置付けている。 県の公式観光キャラクター「しまねっこ」を採用。大型トラック1台の左右と後部の全面を使い、大胆な配色とデザインに加え、「しまねにおいでにゃ」などのキャッチコピーをあしらった。 2016年4月に設立60周年を迎えるに当たり、「島根で商売をさせていただいていることへの恩返し」(内田社長)と企画。2日の納車以降、ラップトラックは関東から九州まで広域に運行しながら、県をPRしている。内田社長は「未来の担い手である子供たちに、トラックへ興味を持ってもらう狙いもある。更に、ドライバーには見られているという意識が高まり、事故防止にもつながっている」と説明。今後は4トン車へのラッピングも検討している。(矢野孝明) 【写真=県公式観光キャラクター「しまねっこ」を採用】