福岡ト協、粕屋にトラックの森 県内7カ所目
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2015/12/03 0:00
【福岡】福岡県トラック協会(眞鍋博俊会長)は11月26日、粕屋町の阿恵大池公園で、県内7カ所目となるトラックの森を開設した。20本のソメイヨシノを植え、トラックのタイヤ(車輪)をモチーフにした記念碑の除幕式を行った。 植樹式には、本部、福岡支部、粕屋分会の役員、環境対策委員らが出席。 開会に当たり、眞鍋会長が「トラック運送事業は国民生活と社会経済を支えるライフラインの大きな役割を担っている一方で、温室効果ガスを排出しており、環境負荷の低減に努めなければならない。トラックの森事業を通して、環境意識を啓発していきたい」とあいさつ。 粕屋町の因辰美(いんたつみ)町長は「緑化を推進するこの町に素晴らしいトラックの森を開設いただき、心から感謝を申し上げる。桜の名所として、町民の癒やしの場になって欲しい」と謝意を述べ、眞鍋氏に感謝状を手渡した。 引き続き、眞鍋、因の両氏、三村彰一副会長、役員らによるくわ入れと、記念碑の除幕式を行った。これまで、福岡市東区のみなと100年公園、香椎浜公園、北九州市小倉南区の北九州臨空産業団地、久留米市宮ノ陣のリバーサイドパーク、飯塚市の鯰田工業団地、鳥羽公園などに開設し、県民の憩いの場として親しまれている。(武原顕) 【写真=くわ入れを行う眞鍋会長(左から2人目)、因町長(その右)ら】