神戸運監部/交通教育プログラム、学生ら物流効率化を議論
行政
2015/12/03 0:00
神戸運輸監理部は11月28日、神戸大学大学院海事科学研究科(内田誠研究科長)と合同で、物流施設の整備による効率化策を考える交通教育推進プログラムを開いた。 神戸運輸監理部の加藤栄企画推進本部長は「2014年度まではモーダルシフトについて議論してきたが、テーマを物流の効率化に変更した。より円滑でローコストな輸送に向けた拠点の配置方法やトラックの配送ルートなど、斬新な意見を出してもらいたい」とあいさつ。 渋沢倉庫神戸支店営業部の伊藤武彦部長代理が「最適物流拠点と環境問題へのアプローチ」と題して講演。神戸運輸監理部の担当者は、流通業務の物流総合効率化法の概要やメリットについて話した。 引き続き、学生らが複数のグループに分かれて討論。地域ごとの地価を始め、建ぺい率、人件費を比べながら最適な物流プランをシミュレーションし、グループごとに結果を発表した。(蓮尾輝) 【写真=学生らが複数のグループに分かれて討論】