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中原運輸社長■中原毅氏、手を抜かず毎日努力 心奮い立たせる写真

物流企業

2015/12/03 0:00

 【大阪】中原運輸(中原毅社長、大阪府東大阪市)の社長室に飾られた1枚のモノクロ写真。中原社長(63)は「くじけそうになった時や怠けそうになった時、この写真を見ては厳しかった父の教えを思い出し、心を奮い立たせている」と語る。  中原氏の父、武氏(故人)は岡山県の出身で、水道設備等の工事会社を経営していた。写真は事業で成功を収め、当時、庶民には高嶺(たかね)の花だったトヨタのクラウンを購入した1958年ごろ、母の登美子さん、兄の謙一氏(64)、弟の三朗氏(59)と一緒に鶴山城跡に出掛けた時のものだ。  武氏はその後、東大阪市に移って中原運輸を創業、今日の基礎を築いた。次男の毅氏が後を継ぎ、謙一氏は保険代理店、三朗氏はタクシー・介護事業と、3人の息子は、みんな一国一城の主あるじとなった。  「小学生の頃、雨の日も雪の日も、登校前に父の車のタイヤを洗うことが私の日課だった。当時は嫌で仕方なかったが、今思えば、手を抜かず毎日コツコツ努力しろ――ということを、教えたかったのではないか」  武氏は、約束を守ること、中でも自分に課した約束を守ることの大切さを繰り返し説いたと言う。「父には『兄弟は仲よく、協力せよ』と言われた。尊敬する父母、信頼し助け合える兄弟がいるから、今の自分がある。そのことを忘れないよう、いつもここに飾っている」(小菓史和) 【写真=社長室に飾られたモノクロ写真。左端が父の武氏、中央が毅氏】





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