なごの浦運送社長、白子地区「陸の孤島」 早期道路建設を要請
物流企業
2015/12/03 0:00
【三重】なごの浦運送(三重県鈴鹿市)の中川五彰社長は11月25日、鈴鹿市内の道路建設を巡る三重県及び鈴鹿市との意見交換会に参加し、鈴鹿市白子地区周辺の道路整備などを求めた。 10月19日に続いて行われたもので、今回は県道路企画課長に加え、鈴鹿市の都市整備部長と土木部長も出席。中川氏ら地元経営者は県議や鈴鹿市議と共に、「白子地区が陸の孤島になっている」として市の中心部やバイパスと接続する道路の早期建設を要請した。 中川氏は「海に面した白子地区では災害対策も重要となる。しかし、道幅が狭いため、防災道路の役割を果たせていない。トラックが通行できる道路をお願いしたい」と要望。 鈴鹿市側は「皆さんの意見をしっかり聞いた上で、将来に向け検討していく」と述べている。(星野誠) 【写真=鈴鹿市などに対し意見を述べる中川社長(右端)】