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三福運輸、降雪時も安全徹底 日常点検ポイント学ぶ

物流企業

2015/11/30 0:00

 【新潟】三福運輸(五月女(そおとめ)奈緒美社長、新潟県新発田市)は14日、冬期の降雪時に安全運行を徹底させることを目的に、「日常点検のやり方」と題した安全講習会を開いた。  五月女社長が「無事故・無違反の記録が126日に達した。当社はバック事故や軽微な事故、違反もカウントするため無事故記録の長期化は至難だが、ぜひ、最長記録を達成して欲しい。ヒヤリ・ハットや軽微なものも、徹底的に防止しよう」と要請。  その上で、「2台を3人が運転する2車3人体制を敷くに当たり、清潔なキャビンを目指して大型バキュームクリーナーを設置する。最近、荷主関係者から車両が奇麗になったと褒められている。事故防止の原点は車両清掃」と呼び掛けた。  講習では、CMC中越モータースのピットサークル新発田店のスタッフが①ホイール・ナットの点検②点検ハンマーの使用方法③点検時のナットの音と振動によるゆるみ判断④適正なエンジンオイルの量⑤液漏れの発見方法――など具体的なポイントを説明した。(俵箭秀樹) 【写真=ナットのゆるみを点検するドライバー】





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