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茂木運輸、大相撲力士と交流企画 大関豪栄道らと触れ合う

物流企業

2015/11/16 0:00

 【長崎】茂木運輸(山口新吉社長、長崎県茂木町)は3日、社会奉仕活動の一環で「茂木地区ふれあい祭り~大相撲・境川部屋力士とのふれあい会」に協力した。(上田慎二)  山口社長が祭りの実行副委員長として、同社の大型ウイング車でステージを設営し、多彩な交流イベントを企画した。  茂木町出身で元小結両国の境川親方が率いる境川部屋の大関豪栄道や、南島原市出身の佐田の富士関など多数の力士が参加し、場内は歓声に包まれた。  境川親方は「古里に帰るのはうれしさ半分、恥ずかしさ半分。子供、おじいちゃん、おばあちゃんに祭りを楽しんでもらいたい。九州場所ではきっちり結果を残し、東京に戻る」と誓い、来場者から「頑張れ」の掛け声が上がった。  茂木ビワの種飛ばし大会には、小学生ら60人がエントリーし、豪栄道らも飛び入りで参加。力士が調理した「境川部屋塩ちゃんこ」には長蛇の列ができ、新鮮な地元野菜や鶏肉、隠し味のユズコショウで心と体を温めた。  ステージでは、地元幼稚園や老人クラブが合唱や踊りを披露。まげ結いの実演、じゃんけん大会、握手・サイン会など、力士との触れ合いを楽しんだ。  同社は戦前から茂木町で運送事業を営み、1953年に法人化した老舗。地域密着を経営方針とし、青果物や燃料などの生活物資を運んでいる。山口氏と境川親方は小学校から大学までの同窓。日本大学相撲部OBの山口氏が、境川親方を学生相撲にスカウトした経緯がある。 【写真=茂木運輸のウイング車の上に並び、あいさつする境川親方と力士たち】





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