和孝運輸、冬前にタイヤ講習 基礎知識や空気圧点検
物流企業
2015/11/12 0:00
【宮城】11月を迎え、寒冷地では積雪や凍結などの道路情報が入ってくる。和孝運輸(馬場学社長、仙台市宮城野区)では10月24日、タイヤ販売店の担当者を招き、タイヤ講習会を開いた。 交通事故防止と輸送品質の向上を図るのが目的で、タイヤの基礎知識と点検、チェーン装着などの実技を学んだ。当日は、配送業務で受講できなかったドライバー2人を除き、全員が参加した。 受講者を2班に分け、タイヤの基礎知識を高める座学に加え、チェーンの脱着や空気圧点検、ボルトの緩みなどの実技講習を行った。タイヤの点検では、事前に各タイヤの空気圧を変え、ボルト数カ所を緩めての模擬点検を実施。異常箇所探しのテスト方式を取り入れるなど、実践に即した内容となった。 馬場社長は「地球温暖化などにより、タイヤを交換する機会が減り、装着できないドライバーも出てきた。いざとい 時に対応できるように、企画した(タイヤの)プロからのアドバイスを受けた。安全確保と安定輸送に最善を尽くしたい」としている。(黒田秀男) 【写真=チェーンの脱着を学ぶ】