仙台流通協組/30周年、決意新たに一致団結
団体
2015/11/05 0:00
【宮城】仙台流通事業協同組合(佐藤俊一理事長)は10月23日、創立30周年記念式典を開き、新時代に向けて更なる飛躍を誓った。 式典・祝賀会には、県中小企業団体中央会の今野敦之会長、日貨協連の村田省蔵専務らが出席し、30周年を祝った。 佐藤理事長が「お陰さまで、創立30周年を迎える。ピーク時は組合員が50社近くだったが、現在は30社で組合員一丸となって協組事業を盛り上げている。30周年を契機に、決意を新たに一致団結し、経営基盤の安定と経済的地位の向上に努めたい。40、50周年に向かって、組合員と共に歩みたい」とあいさつ。 村田氏は「更なる発展を祈念する。日貨協連が取り組むBCP(事業継続計画)対策など、各事業への理解と協力をお願いする」と語り、宮城県トラック事業協同組合連合会の庄子清一会長、商工組合中央金庫仙台支店の中野敏幸次長が祝辞を述べた。 同協組は1986年に17社で設立。燃料共同購買や高速道路ETC(自動料金収受システム)コーポレートカード共同精算、自動車運送取扱などの事業を積極的に推進。2015年8月期の取扱額は12億4800万円規模に成長。この間、WebKIT事業にも加入している。 表彰式では、事業功労組合員として大金運輸(大熊杜生社長仙台市宮城野区)など25社と、事務局職員の桜井久代主任に感謝状を贈呈。また日貨協連からは佐藤理事長らに表彰状が贈られた。(黒田秀男) 【写真=佐藤理事長(左)への表彰状を読み上げる日貨協連の村田専務】