愛知ト協名一支部/トラ日、交安むけ総決起
団体
2015/10/26 0:00
【愛知】愛知県トラック協会の名古屋第一支部(吉野雅山支部長)は9日、千種、中、東、北、西、名東の各警察署と中部交通共済協同組合(堀田逹夫理事長)の協力で、トラックの日の交通安全総決起大会を実施した。 吉野支部長が「我々の活動を広く啓発することに加え、交通安全への意識を新たにするのが目的。全ト協によると、トラックの事故は交差点で多く、年末に向けて増加が懸念される。事故を起こさない安全文化を各社に持ち帰るとともに、県警が推奨する3S運動のスマートさを街頭啓発で示してもらいたい」と呼び掛けた。 中署の伊藤敏男署長は「8日時点で、交通事故死者数が152人と前年同期に比べ2人上回り、全国でも相変わらずワースト1となっている。事故をひとごとと思わず、家族や業界のためと思って模範運転を示して欲しい」と訴えた。 各署管内の事業者から選ばれた一日女性警察官の委嘱式に続き、事故抑止の誓いを宣言。青年部会の郷司広之進氏が音頭を取り、安全・安心な社会づくりに向けて、全員でシュプレヒコールを行った。 パレードでは、県警音楽隊を先頭に参加者全員とトラックが、垂れ幕やプラカードを掲げて行進。繁華街の栄地区で通行人に交通安全を呼び掛け、啓発グッズを配布してトラックの日をアピールした。 (梅本誠治) 【写真=安全・安心な社会づくりに向けて、全員でシュプレヒコール】