新日鉄住金エンジ、新木場センター竣工 全体工程 大幅に短縮
産業
2015/10/22 0:00
新日鉄住金エンジニアリング(藤原真一社長、東京都品川区)は19日、合弁会社IKインベストメント・スリーから受注した大型物流施設「新木場物流センター」を竣工させて引き渡した、と発表した。 新木場物流センターは鉄骨造り、地上5階建て(倉庫部分4層)、床面積4万6500平方メートル。外壁面の内側にランプウエーを設け、1、4階にトラックバースを配置した。1~3階は大手物流事業者向けの専用センターで、4、5階はマルチテナント(複数企業入居)型倉庫とする。 新日鉄住金エンジニアリングは、既存建物の解体工事から設計・新築工事まで一貫して行うことで全体工程を大幅に短縮。また、独自技術を用いることでコストも抑制した。大型物流施設の受注実績は、最近10年間で190万平方メートルに上る。(高橋朋宏) 【写真=鉄骨造り、地上5階建てで、床面積は4万6500平方メートル】