物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

長野ト協中信輸協、ラジオで公開生放送 トラ業界の窮状知って

団体

2015/10/19 0:00

 10月9日のトラックの日を踏まえ、北陸信越ブロック4県のトラック協会では、様々な行事を展開している。野外イベント、メディアによる広報、道路清掃、交通事故防止運動など、それぞれ工夫を凝らして実施。長年の継続により、地域に定着している取り組みもあり、トラック輸送の役割や重要性について、一般の人たちの理解も徐々に深まっている。   【長野】長野県トラック協会の中信地区輸送協議会(中野成人会長)は10日、2015トラックの日フェスティバルを開いた。  中野会長が「人手不足を解消するには、適正運賃を収受し、労働環境の改善、賃金水準アップが必要不可欠。国民のライフラインを守るために、引き続き荷主に要望していく。ラジオの生放送を通して、一般市民にも業界の窮状を知って欲しい」とあいさつ。  SBCラジオは「トラックの日スペシャル」として公開生放送を行い、パーソナリティーの山崎昭夫さんがフェスティバルの様子を詳しく伝えた。  会場入り口では、綿あめ、ポップコーン、スティックバルーンをプレゼント。屋内の展示コーナーには、パトカー、白バイが設置され、最新のマルチコプターの機体や撮影動画も閲覧できる。国宝松本城古城太鼓演奏、キッズダンス、地元ミュージシャンによるライブで会場を盛り上げた。  また屋外には、新型トラック展示コーナー、高所作業車体験コーナーも設けられ、子供たちの行列ができた。  2014年に続き開設されたフリーマーケットは、掘り出し物を求める来場者でにぎわった。(渡辺耕太郎) 【写真=高所作業車体験コーナーには子供たちが行列】





本紙ピックアップ

手形・小切手廃止、「効率化つながる」評価

 紙の手形・小切手の利用が2026年度末で廃止されるのに向け、物流業界でも対応が進んでいる。銀行振り込みや電子記録債権などに切り替えた事業者からは、効率化につながるとして評価する声が多い。会員企業に対応を促すため、トラッ…

富士運輸「アスファルト原液輸送」、複数人運行&手当 

 富士商(藤田敏彦会長兼社長、山口県山陽小野田市)グループの富士運輸(阿部悦雄社長、同)は、運送会社の廃業・撤退が増えている道路舗道に使うアスファルト原液の輸送を、1台の車両を複数のドライバーが乗り回す運行体制とマルチス…

阪神港「CONPAS」実用化1年、意見すれ違い普及進まず

 阪神港で実用開始から1年以上経っても、コンテナの搬出入予約システム「CONPAS(コンパス)」の普及が進まない現状について、海上コンテナ輸送事業者とコンテナターミナル(CT)運営会社の意見が擦れ違っている。CT側は「事…

両備TC、ドライバーが貨物・旅客輸送を兼務

 両備ホールディングス(松田敏之代表取締役CSO=最高戦略責任者)の両備トランスポートカンパニー(両備TC、荒木一守カンパニー長)は、大阪支店(大阪府和泉大津市)で、一人のドライバーが貨物と旅客の輸送を兼務する多能工化を…

オススメ記事

手形・小切手廃止、「効率化つながる」評価

 紙の手形・小切手の利用が2026年度末で廃止されるのに向け、物流業界でも対応が進んでいる。銀行振り込みや電子記録債権などに切り替えた事業者からは、効率化につながるとして評価する声が多い。会員企業に対応を促すため、トラッ…

富士運輸「アスファルト原液輸送」、複数人運行&手当 

 富士商(藤田敏彦会長兼社長、山口県山陽小野田市)グループの富士運輸(阿部悦雄社長、同)は、運送会社の廃業・撤退が増えている道路舗道に使うアスファルト原液の輸送を、1台の車両を複数のドライバーが乗り回す運行体制とマルチス…

阪神港「CONPAS」実用化1年、意見すれ違い普及進まず

 阪神港で実用開始から1年以上経っても、コンテナの搬出入予約システム「CONPAS(コンパス)」の普及が進まない現状について、海上コンテナ輸送事業者とコンテナターミナル(CT)運営会社の意見が擦れ違っている。CT側は「事…

両備TC、ドライバーが貨物・旅客輸送を兼務

 両備ホールディングス(松田敏之代表取締役CSO=最高戦略責任者)の両備トランスポートカンパニー(両備TC、荒木一守カンパニー長)は、大阪支店(大阪府和泉大津市)で、一人のドライバーが貨物と旅客の輸送を兼務する多能工化を…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap