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福島ト協、トラックの森で収穫祭 地域観光と振興に一役

団体

2015/10/19 0:00

 【福島】福島県トラック協会(渡辺泰夫会長)は11日、トラックの森のある下郷町中山地区の住民やサポーターたちと収穫祭を開いた。樹木の回りの草刈りや間伐材のまき割り、物置小屋の修復作業に汗を流した。また、昼食会では、新米を使ったキノコご飯や採れたてのキノコたっぷり汁、石窯で焼いた手作りピザなどを食べながら親睦を深め、楽しいひとときを過ごした。  3年がかりで取り組んだトラックの森の植樹活動に続き、2013年からは同町が進める「なかやま『きのこ』と『むら』づくりサポーター事業」に参加。地域住民と県内外から募ったサポーターたちと一緒に交流会を開いている。夏は下草刈りとバーベキュー大会、秋は収穫祭、冬は雪まつり(雪月花)などを通じて地域観光と振興に一役を担っている。  開会式で、渡辺会長は「中山地区の雪月花が『日本の夜景100選』に選ばれて県内で唯一、記念切手が発行されることになった。広く全国に知れ渡り、地域の観光振興につながる。我々もトラックの森を通じて貢献できればうれしい。今日一日、皆で心地良い汗を流そう」とあいさつ。  作業は草刈り、まき割りのほか、トラックの森の入り口にある交流館の物置小屋の修復の3グループに分かれて実施。小雨交じりの空模様の中、2時間近くにわたって作業を行った。(富田久男) 【写真=まき割りで汗を流す会員たち】





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