物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

栃ト協/トラ日感謝デー、熱気球用意し盛り上げ 大雨災害の義援金募集

団体

2015/10/15 0:00

 【栃木】栃木県トラック協会(笠原秀人会長)は4日、トラックの日感謝デーイベントを道の駅うつのみや「ろまんちっく村」(宇都宮市)で開催し、5500人が来場した。例年同様、各支部の模擬店のほか、大型トラック2台を利用したステージショーを開催。今年は新たに熱気球を用意し、来場者は1人千円の格安料金で上空からの景色を楽しんだ。  開会式では、栃木運輸支局の古川一美支局長のあいさつに続き笠原会長が「毎年10月9日をトラックの日として、全国の運送事業者と各都道府県トラック協会で業界をアピールしている。栃木県でも感謝の気持ちからイベントを開催しており、今年で24回目となる。人手不足など苦境にあるトラック業界だが、関東・東北豪雨などに負けないライフラインとして頑張りたい」と述べた。  青年部会の巻島孝弘部会長の開会宣言で、イベントを開始。模擬店では、ラーメンやそば、鮎の塩焼きや会場でついた出来立ての餅、カレーライスなどの飲食物のほか、子供向けの菓子や玩具などを販売した。  更に、県警高速道路交通警察隊や自衛隊が協力し、パトカーや白バイ、装甲車両を会員事業所の大型トラックと共に展示。来場した子供たちが、目を輝かせて見入った。  ステージでは子供に人気のキャラクターショーのほか、県警音楽隊による吹奏楽演奏を披露。最後に、恒例となった果物と野菜を詰めた秋の味覚無料配布を実施した。今回は「台風18号等大雨災害義援金」として、詰め合わせを受け取った来場者に寄付を呼び掛け、8万7千円が集まった。(佐々木健) 【写真=新企画の熱気球が会場上空に舞う】





本紙ピックアップ

高校生提案、路線バス乗り継ぎ輸送

 物流危機を解決しようと企画した高校生のアイデアが、路線バスの乗り継ぎによる荷物輸送として具体化した。「2024年問題」に関心を持つ広島県瀬戸内高校の生徒が、貨客混載について中国運輸局に相談したのがきっかけ。産学官連携に…

「特車通行」方向性、確認制度で原則自動化

 国土交通省は、特殊車両通行制度について、一般的制限値を超える申請などを除き、全て特車確認制度による自動化を進めていく。道路管理者の負担を減らす。7日の社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学…

国交省/宅配便の受け渡し多様化促進、標準約款に「置き配」

 国土交通省は宅配便の多様な受け渡し方法の普及を図るため、標準宅配便運送約款を見直す。2026年度をメドに、「置き配」や宅配ボックスでの受け渡しを明記する。新たに取り組むトラック運送事業者が個別に認可を取る必要がなくなる…

イズミ物流、外国人運転者を積極採用

 ダイセーグループのイズミ物流(平川信社長、東京都千代田区)は、外国人材の採用に早い時期から目を向けてきた。採用準備をいち早く始めたことも功を奏し、外国人ドライバーCrew(クルー)は10月28日時点で11人を雇用。また…

オススメ記事

高校生提案、路線バス乗り継ぎ輸送

 物流危機を解決しようと企画した高校生のアイデアが、路線バスの乗り継ぎによる荷物輸送として具体化した。「2024年問題」に関心を持つ広島県瀬戸内高校の生徒が、貨客混載について中国運輸局に相談したのがきっかけ。産学官連携に…

「特車通行」方向性、確認制度で原則自動化

 国土交通省は、特殊車両通行制度について、一般的制限値を超える申請などを除き、全て特車確認制度による自動化を進めていく。道路管理者の負担を減らす。7日の社会資本整備審議会道路分科会の基本政策部会(石田東生部会長、筑波大学…

国交省/宅配便の受け渡し多様化促進、標準約款に「置き配」

 国土交通省は宅配便の多様な受け渡し方法の普及を図るため、標準宅配便運送約款を見直す。2026年度をメドに、「置き配」や宅配ボックスでの受け渡しを明記する。新たに取り組むトラック運送事業者が個別に認可を取る必要がなくなる…

イズミ物流、外国人運転者を積極採用

 ダイセーグループのイズミ物流(平川信社長、東京都千代田区)は、外国人材の採用に早い時期から目を向けてきた。採用準備をいち早く始めたことも功を奏し、外国人ドライバーCrew(クルー)は10月28日時点で11人を雇用。また…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap