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北関東運輸、米穀用倉庫を増設 飼料米保存に活用

物流企業

2015/10/01 0:00

 【栃木】北関東運輸(石塚譲司社長、栃木県大田原市)は米穀用の冷蔵倉庫を増設し、9月下旬から営業を開始している。  黒磯低温倉庫(那須塩原市)に増設した。敷地面積5800平方メートルで、延べ床面積1560平方メートルの既存倉庫があるが、新たに延べ床面積1360平方メートルの倉庫を設置。9月上旬に引き渡され、冷やし込みなどの準備作業を進めている。  倉庫は温湿度管理機能を装備。常時、温度はセ氏15度、湿度は60%以下になるよう管理している。また、LED(発光ダイオード)照明を採用し、環境にも配慮した。既存倉庫では政府米を保管し、新倉庫は「なすひかり」や「コシヒカリ」などの食料米と共に、飼料米を扱う。  石塚社長は「政府が県内の飼料米の作付け面積を拡大しており、新たな需要が出たことから倉庫増設を決めた。県北地域は低温倉庫が少なく、需要は高い」と話している。(佐々木健) 【写真=冷やし込みなどの準備作業を進める】





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