物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

日野自、新車種を10月追加  低燃費エンジン搭載

荷主

2015/09/03 0:00

 日野自動車は8月31日、「日野レンジャー」に低燃費を追求した新型エンジンを搭載し、車両安定制御システム(VSC)を標準装備とする新車種を追加する、と発表した。10月1日から販売する。  新たに搭載するA05C型エンジンは、排気量5.1リットルのダウンサイジングエンジンで、小排気量でありながら低回転から高トルクを発揮し、十分な動力性能と低燃費を両立。VSCによって警報音やエンジンの出力制御、ブレーキを作動させることで横転や滑りやすい路面でのスピンなどを抑制し、ドライバーの危険回避操作を支援する。  加えて、新型7段トランスミッションの採用で「重量車燃費基準+5%」を達成。エコカー減税により取得税と重量税がそれぞれ60、50%減免される。また、搭載するVSCが先進安全自動車(ASV)技術としての技術要件を満たしており、装着車はASV減税の対象となる。(小瀬川厚) 【写真=ダウンサイジングエンジンを搭載】





本紙ピックアップ

フジHD、整備工場28カ所→50カ所

 フジホールディングス(松岡弘晃社長、東京都港区)は3年以内をメドに、グループの整備工場を現行の28カ所から50カ所に増やす。拠点や車両数の増強も図っていくが、整備拠点の拡充を優先し、安定した輸送サービスの提供につなげる…

日野・ふそう、生産拠点を3カ所に集約

 経営統合を進める日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(カール・デッペン社長兼CEO=最高経営責任者、川崎市中原区)は、2026年4月からの持ち株会社体制への移行に伴い、日本国内に5カ所ある生産拠点を3カ所に集約する。併…

経産省、AIロボティクス戦略骨子

 経済産業省は8日、AI(人工知能)ロボティクス戦略の方向性の骨子を取りまとめた、と発表した。対象範囲のほか、AIの高度化やSDR(反響型インサイドセールス)の潮流を踏まえたサプライチェーン(SC、供給網)の在り方、先行…

富士ロジテックHD、「地域集中戦略」加速

 富士ロジテックホールディングス(鈴木庸介社長、静岡市葵区)は、神奈川県の一部エリアで物流拠点の開設を推進する「地域集中戦略」を加速させる。10月から、厚木市で「厚木三田第2ロジスティクスセンター」が本格稼働。県内の拠点…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap