日野自、新車種を10月追加 低燃費エンジン搭載
荷主
2015/09/03 0:00
日野自動車は8月31日、「日野レンジャー」に低燃費を追求した新型エンジンを搭載し、車両安定制御システム(VSC)を標準装備とする新車種を追加する、と発表した。10月1日から販売する。 新たに搭載するA05C型エンジンは、排気量5.1リットルのダウンサイジングエンジンで、小排気量でありながら低回転から高トルクを発揮し、十分な動力性能と低燃費を両立。VSCによって警報音やエンジンの出力制御、ブレーキを作動させることで横転や滑りやすい路面でのスピンなどを抑制し、ドライバーの危険回避操作を支援する。 加えて、新型7段トランスミッションの採用で「重量車燃費基準+5%」を達成。エコカー減税により取得税と重量税がそれぞれ60、50%減免される。また、搭載するVSCが先進安全自動車(ASV)技術としての技術要件を満たしており、装着車はASV減税の対象となる。(小瀬川厚) 【写真=ダウンサイジングエンジンを搭載】