ZMP、台車ロボ受注開始 力の無い人を支援
産業
2015/08/31 0:00
ZMP(谷口恒社長、東京都文京区)は26日、物流支援ロボット「CarriRo(キャリロ)」の受注を開始した、と発表した。 キャリロは2014年7月に発表した、ロボット技術を応用した荷物運搬用台車。負荷軽減のための移動アシストのほか、作業員が先導する台車へ自動で追随する「かるがも機能」、指定エリア内での自律移動機能を搭載している。 人手不足が顕著な物流業界での利用を見込んでおり、女性など力の無い人材活用を支援する。今回製品化するのは先に発表したモデルから、自律移動機能を省いたもので、パワーアシストとかるがも機能のほか、オプションで(あらゆるモノがネットにつながる)IoTパッケージを用意各種センサーを搭載し運搬状況などをクラウド管理する機能を提供する。 出荷は16年初旬から、3年リースで提供の予定。(佐々木健) 【写真=オプションでIoTパッケージを用意】