東日本高速関東支社、横川SAで取り締まり 措置命令など違反3件
産業
2015/08/10 0:00
東日本高速道路関東支社(横山正則支社長、さいたま市大宮区)は4日、道路法(車両制限令)違反の貨物車を対象とした全車両引き込みによる深夜一斉取り締まりで、措置命令1件を含む3件の違反があった、と発表した。7月30日午後10時~翌日午前0時にかけて、上信越自動車道下り・横川サービスエリア(SA)で実施した。 全車両をSA内にいったん誘導し、マットスケールで重量測定を行い、トラックなどの貨物車1048台(小型車491台、大型車557台)を確認。違反車両に対して措置命令1件、指導警告2件を出した。 上信越道での全車引き込みによる取り締まりは初。関東支社でも2007年に関越自動車道・赤城高原SAで行って以来、2回目となった。重量違反車両が道路構造物に与える影響は大きく、更なる取り締まり強化が求められているとして、同支社では「法令違反車両は絶対に許さないという姿勢を示し、抑止につなげたい」としている。(小瀬川厚) 【写真=マットゲージを使って重量を測定=東日本高速関東支社提供】