三交協、力作102点を審査 飲酒運転防止よびかけ
団体
2015/08/03 0:00
【三重】三重県交通共済協同組合(水谷憲司理事長)は7月23日、トラック交通安全児童画コンクールの審査会を開いた。組合員から102点の応募があり、正副理事長らが審査した。 事故防止対策委員会の伊井雅春委員長が「たくさんの力作が集まった。いろいろな観点から作品を見た上で、厳正な審査をお願いしたい」とあいさつ。 審査は幼児、小学校低学年、高学年の3部門で実施した。ドライバーに飲酒運転防止、携帯電話使用禁止、シートベルト着用などを呼び掛ける作品から、歩行者に飛び出しの注意喚起を行うものまで、交通事故防止をテーマにした力作が出品された。各部門1点、計3点の最優秀作品を決定し、優秀賞8点と優良賞10点を選んだ。 最優秀賞は、幼児の部が長野紗来ちゃん(3)、低学年の部は館海杜くん(1年生)、高学年の部では柏木斗羽さん(6年生)がそれぞれ受賞。 全ての応募作品は、全国トラック交通共済協同組合連合会(坂本克己会長)が主催する交通安全絵画コンクールに出品されるが、三交協の独自審査は、今年で6回目。 伊井氏は「毎回異なる傾向が作品に表れるので面白い。今回は、飛び出し、飲酒運転などの題材が目立ち、画用紙いっぱいに伸び伸びと描いた作品も多かった。来年以降、より多くの組合員に出品してもらえるよう、募集期間などを見直すとともに、PR活動を強化したい」と話した。(星野誠) 【写真=高学年の部で最優秀賞になった柏木斗羽さんの作品】