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ななちゃん救う会、トラック業界に感謝 香ト協はじめ募金活動

団体

2015/07/20 0:00

 生後1カ月余りで原因不明の難病、拡張型心筋症を患い、米国での心臓移植手術へ望みを託す大林夏奈ちゃんが、28日で1歳の誕生日を迎える。渡米手術を実現させようと、香川県トラック協会(楠木寿嗣会長)をはじめ全国で積極的な募金活動を展開してきたトラック業界に対し、「ななちゃんを救う会」(山内英司・後藤耕司共同代表)は深い感謝の意を示している。ただ、13日時点の募金額は1億1006万8384円と、目標の2億8千万円の半分にも達していない。(江藤和博)  夏奈ちゃんの容体は決して楽観できる状況に無く、救う会では、他の団体や企業、個人にも協力を仰ぎ、一日も早い渡米手術を実現させたい考え。  夏奈ちゃんは、高松市場運送(高松市)の成木肇社長の姪の長女で、成木氏の妹、真由美さんの孫に当たる。拡張型心筋症を発病したのは生後1カ月半の時で、父親の謙一さんと自宅で過ごしたことが無い。ベビーカーやベッドはそのままの状態で置かれ、夏奈ちゃんの帰りを待っている。  もともと左心室が悪かったが、右心室への負担が増えているため、最近は不整脈を起こし、血圧が上昇。心拍数(1分間)が200を超えることもある。救う会は、専用のホームページで最新の募金額を公開するとともに、夏奈ちゃんの症状を報告しているが、「心不全の数値もベルリンハート(小児用人工心臓)装着時より上がってきている。今は体重に対して適量とされる薬を飲んでいるが、今後は体重の割合よりも多い薬を飲み、血圧の上昇・不整脈を防ぐことになる」としている。  トラック業界では、支援の輪が全国に広がっており、特にトラック協会青年部が積極的に対応している。香ト協青年協議会(椎崎誠会長)の会員は、シンボルの黄色いTシャツを着て街頭募金も行った。救う会では「組織の力はこんなに力強いのかと実感した」としており、労働組合などにも協力を求めていく考えだ。  高松市場運送の成木孝次専務は「荷主や協力会社、トラックメーカー、ディーラーなどからご協力をいただき、深く感謝している。心が折れそうになりながらも元気付けられてきた。まだ道半ばであり、引き続き協力いただければ幸いだ」と述べている。  また、真由美さんは「香ト協の楠木会長をはじめ、ご支援いただいた方々に感謝したい。国内における心臓移植の現状を知っていただいた上で、手術が実現できることを切に願っている」と話している。  救う会の江波戸功一事務局長は「(募金の贈呈式の時)楠木氏から『助けられる命があるなら、助けなければならない』という言葉をいただき感動した。たくさんの人々に支えられているという思いは、明日への活力につながる。温かさに感謝するとともに、これからもご支援を賜りたい」と語っている。 【写真=タブレットに写った夏奈ちゃんの写真を囲む(右から)真由美さん、江波戸事務局長、高松市場運送の成木専務】





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