北陸地整局、特車対象に取り締まり
行政
2015/07/02 0:00
【新潟】北陸地方整備局は6月23日、津川警察署と協力して違法トラックの合同取り締まりを行った。国道49号沿いにある阿賀町の津川除雪ステーションで、過積載をはじめ、主に特殊車両を対象に違反車両を検査した。 2時間で12台を調べ、うち4台に警告書を発行。特車許可の期限切れ、通行経路の許可申請無し――などが確認された。過積載は無かった。 新潟国道事務所水原維持出張所の中波政志所長は「2015年度初の取り組みになる。過積は重大事故を引き起こす危険性を含む。道路の老朽化で、特に橋りょうには大きな負担が掛かっている」と説明。 加えて「14年度は6、8、10月の計3回行い、10台の違反車両が見付かった。道路の安全を確保するために、協力をお願いしたい」と呼び掛けた。 管理第一課の村岡浩二課長も「15年度は、合同取り締まりを1回増やす計画。違法行為を無くすため全力を尽くす」と強調した。(渡辺耕太郎) 【写真=2時間で4台に警告書を発行】