新成運輸、念願のG経営認証 女性スタッフ大活躍
物流企業
2015/07/02 0:00
【三重】新成運輸(村木尚哉社長、三重県四日市市)本社営業所は6月10日付で、念願のグリーン経営認証を取得した。 3年前に顧客から取得を勧められ、本格的な取り組みをスタート。デジタルタコグラフを活用した燃費管理は以前から行っていたものの、村木社長は「実際にやってみると思っていたより大変で、取得のハードルは高かった」と振り返る。 全車両70台の燃費データについて、「デジタコで8割程のひな型は出来上がっていたが、一つ入力漏れがあると不備になってしまう。データの照合にはかなり手間がかかった。CO2(二酸化炭素)排出量計算式の処理にも苦労した」。 保有する4トン、7トン、大型の3車種別燃費目標を立て、ドライバーに周知徹底。定期開催している安全会議に加え、日頃から燃費改善の意識付けを図った。申請に当たっては本社事務所が一丸となり、データの確認や書類作成については、女性スタッフが大活躍した。 「本社スタッフと全ドライバーの協力で、グリーン経営認証を取得できた。燃費管理には自信を持っていたが、本当に良い勉強になった。エコドライブは、事故防止と経営改善に直結する。認証取得で安心することなく、今後も取り組みを継続したい」(星野誠) 【写真=グリーン経営認証を手にする村木社長と女性スタッフ】