物流ニッポン – 全国の物流情報が集まるポータルサイト

清水運輸倉庫、埼玉・八潮で倉庫竣工 来年 首都高に好アクセス

物流企業

2015/06/29 0:00

 【埼玉】清水運輸倉庫(清水治男社長、埼玉県八潮市)は2016年、本社周辺の伊勢野地区で2棟の新築倉庫を竣工させる。建設するのは、既存倉庫を建て直す形となる伊勢野第2倉庫と、同地区11番目の拠点となる伊勢野第11倉庫。両棟が完成すれば、本社周辺の倉庫11カ所の延べ床面積は5万8500平方メートルとなり、一大物流倉庫群となる。(谷本博)  つくばエクスプレス・八潮駅前の再開発により、道路拡張工事が行われるため、本社周辺の空いた土地に倉庫を建設できることになった。また、八潮市内ではこの2棟とは別に、「二丁目第7倉庫」が16年10月竣工予定。7〜12月に、同市内だけで3棟(延べ床面積計1万4700平方メートル)が立ち上がる。  7月完成見込みの伊勢野第2倉庫は、本社(伊勢野第1倉庫)のすぐ裏に位置。首都高速道路・八潮南インターチェンジ(IC)から車で2分の準工業地域で、八潮駅からは徒歩5分の好立地にある。敷地面積3600平方メートル、4階建てで、延べ床面積が7140平方メートル。1階には130平方メートルの事務所スペースを確保する。低床式で、荷物用エレベーター1基(3.5トン対応)、垂直搬送機1基(1.5トン対応)を整備する。  10月竣工の二丁目第7倉庫は、八潮南ICから2分の工業専用地域に建設。敷地面積1720平方メートルで4階建て、延べ床面積は3400平方メートルの規模だ。設備は低床式で、エレベーター1基(3.5トン対応)、垂直搬送機1基(1.5トン対応)となる。  一方、同年12月竣工を計画している伊勢野第11倉庫は3階建てで、延べ床面積が4200平方メートルの低床式倉庫となる見込みだが、詳細は現段階では未定としている。 【写真=16年7月竣工予定の伊勢野第2倉庫(完成予想図)】





本紙ピックアップ

あらた、物流機能を維持・強化

 化粧品・日用品・家庭用品・ペット用品などの卸売業を展開しているあらたは、成長戦略に不可欠なファクターである物流機能の維持・強化を図る。生産性向上や省人化・省力化の取り組みにギアを入れるとともに、新たな物流センターを開設…

公取委、フリート8社を強制調査

 公正取引委員会は10日、東京都内のトラック運送事業者など法人向け軽油の販売価格に関してカルテルを結んだ疑いがあるとして、ENEOSウイング(大石和宏社長、名古屋市中区)など軽油販売(フリート)事業者8社に対し、独占禁止…

中企庁、中小むけ支援策強化

 中小企業庁は9日、過去最大となった2025年度の最低賃金引き上げに対応する中小企業・小規模事業者を後押しするため、新たな対応策も含めた支援策を公表した。従来の取り組みに加え、IT導入補助金、省力化投資補助金(一般型)な…

双葉運輸、鳥取・米子に第2センター

 双葉運輸(長谷川忠宏社長、広島市西区)は米子第2物流センター(鳥取県米子市)を新設し、9月上旬から段階的に稼働を始めた。同社の物流拠点として最大規模で、山陰地方では2カ所目となる。地域のニーズを捉えながら、荷主の物流効…

Share via
Copy link
Powered by Social Snap